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明けまして、おめでたい人のmszのレビュー・感想・評価

明けまして、おめでたい人(2022年製作の映画)
3.8
あまりにも"そのまま"だった
リアルよりもリアル、目の前で友達のやりとりを見ているような感じ
自分が通ってきたような、憧れてきたようなものの詰め合わせだった
山脇とらんちゃんが朝日みるとことかの、何かはじまりそうなあの感じとかめっちゃ既視感あるし、眩しすぎて苦しかった
特に事件が起こったり派手な演出とかはないけど、日常が一番ドラマチックってこういうことなんだろうなと思うし、胸がキュッとなる部分もあって少しも飽きなかった
もう自分はあんな風にむずむずする恋の始まりも、友達と大晦日に桃鉄やったりヤケクソでカラオケ馬鹿騒ぎしたりするようなこともないのかもしれないと思ってとにかく眩しく羨ましく思った
山岸健太の音楽もぴったり。
良い余韻のある映画だった。
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