このレビューはネタバレを含みます
1945年終戦を舞台としたゴジラ。アカデミー賞受賞で話題を呼んだこともあり、ずっと鑑賞したかった作品。
本作は邦画ながら新たな年代ベースで原点のゴジラを描いた傑作と言えよう。終戦の絶望の中、更なる脅威であるゴジラを迫力ある映像で、その恐ろしさを描く。冒頭の食い散らかすゴジラ、前半の船と戦うゴジラ、中盤の銀座を破壊するゴジラ、どれも凄まじかった。映画館で見たかった、映画館でみたら評価は更に上がること間違い無い。
シンゴジラとはまた違う描かれ方をしているが、ゴジラの仕留め方がやや地味なのは系統が似ている。最強すぎて、科学的に葬るしか無いのはお約束。
ドラマパートはすごく良く、情け無い神木隆之介が成長して、仲間と共にゴジラに突撃するのは良き王道ストーリー。
ラストシーンの意味深感はゴジラらしくて好き。