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すずめの戸締まりのnnnのネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

新海誠のアニメーション映画。君の名は、天気の子から続く第三弾。

やはり何より映像美が素晴らしいに尽きる。今回は音楽は抑えめで、映像の美しさがよりフォーカスされている。一方でストーリーは中々分かりにくい。すずめが各地の扉を閉めていき、地震の核である怪物を追い払っていくのだが、なぜ閉め師が椅子になったのか、なぜ鍵たる猫がすずめを弄ぶように扉を開けていくのか、なぜ猫は最後味方のように描かれているのかなど、良く分からない、すっきりしない謎が多い。叔母との関係性が途中深刻に悪化するシーンは、切り替わって闇深くなるが、そこの描写が半端で物語への繋がりが分かりにくい。扉は時空を超えている、というのがオチなのだが、君の名はを薄くしたような感じでやや拍子抜け。

映像美が綺麗なのはそうなので、勿体無い。
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