ヤマギワ

ゴジラ-1.0のヤマギワのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

2023年108本目(劇場93本目)

ゴジラ怖い!つまり良いゴジラ映画。
前半はジュラシックパーク、ジョーズ的な見せ方のゴジラで、容赦なく人を咥えては投げ、咥えては投げするゴジラや、潜水艦を抱き抱えて、沈没させるゴジラに恐怖した。
劇伴、音響も素晴らしくモンスター映画として文句なしの出来。熱線がくる演出も、少しずつ喉元に昇ってくる演出が青い光と共に格好良かった。あのテーマと共に作戦開始するシーンは否が応でもアガッた。

ドラマはさすが山崎貴監督!ひどい!
基本的に神木隆之介と、浜辺美波が騒げば騒ぐほどに心が離れてゆく。佐々木蔵之介や山田裕貴の役はそもそもいるか?あの応援団長っぷりには笑うし、山田裕貴は腕回しすぎ。
唯一、ドラマパートで感動したのが、整備士の立花。彼の戦争の終わらせ方が、飛行機に脱出装置を付けることということがきっと悔いに残っていたのだろう。たとえ相手が仲間の死の原因となった人でも。
神木隆之介の周りは逆に、自分のことばかりで、あんまりアキコのことも考えてなそうに思えてしまったな。
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