Pam

The Colors of Fire(英題)のPamのレビュー・感想・評価

The Colors of Fire(英題)(2022年製作の映画)
3.3
近所の映画館で鑑賞

正直、お話がうまいこと出来すぎてあまり感情移入できないのですよ。Au revoir! La haut (空でまた会おう)と同じ原作者なので、そんな感じかなあと思ってみたら、騙されてしまった大金持ちの女性相続人の細腕復讐劇。。なんですよね。

だからもともと根本的に感情移入無理。

しかし、この映画ではフェイクニュース、障がい者、小児性愛者、ファシズム、女性へのハラスメント・・・といろいろ突っ込んでますので、ドタバタ劇が楽しいです。

特筆すべきはやはりフランス人女優は顔いじってないわー。それがいい。本当にいじってないから顔のドアップ見てもすごく親近感。多少は色つけててもニコール・キッドマン的つるつるしてなくていい。あとは時代が1929-ファシズム台頭時代ですから美術がいい。お洋服や家財道具などのデコが素晴らしいです。ティーカップ一つでもとてもいい。

久しぶりの映画館だったので点数多め。
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