最後タイトルが再度出たときに全部がつながって「おもしろ！！さすがのホンサンスだ！」ってなった。米は米屋、豆腐は豆腐屋、おづーづはおづーづ、ホンサンスはホンサンスのいつもの映画を作り続けていてくれて、それを追いかけ続けられることが今のわたしのささやかなしあわせ🦋
(中国語字幕で見たので正直ほとんど理解できてません💦内容は自分的解釈です)
中文タイトルは『四層公寓』(4階建アパート)。物語はこの4階建アパートの入り口前(1階)に始まり同じ場所で終わる円環構造になっている。第一パートの舞台は地下一階、第二パートは二階、第三パートは三階、そして第四パートは四階というように同じアパート内で主な舞台が変わる。それぞれの場面で主人公の置かれる状況は変わる、それは時間が経っている故の未来の話なのかまた過去の話なのか。(字幕読めればわかるのか？)それともやはり主人公の夢や妄想の内容なのか。場面転換は毎回主人公が一人きりになった際起こるのだが、毎度転換がシームレスに説明なしに行われるため、転換後の世界線がいつなのか、現実世界なのか区別がつかない。でも結局最後に一周ぐるりと回ってきたところを見ると最初のやつが現実で他のは起こり得たかもしれない未来とかだったのかなぁ。(これってもしかしてメタバース！？違うか！？)
わけわからんから前半は置いてきぼりにされるけど、後半だんだん楽しめるのが最近のホンサンスと私との距離感。
今回のお気に入りは4つ目の世界でなんかめっちゃ甘えてるおじさんクォンヘヒョ笑 なんかおじさんが甘えてるのをこんな長い時間でかいスクリーンで見たの初めてかもしれんって気がするくらい、今私は何を見せられてるんだろうって気持ちになった笑 全然全然いいんだけど、犬みたいに「あ〜らうちの子は可愛いわねぇ❤️」っていいこいいこされる姿すごかった。いつも大人の皮をかぶって人に尊敬される映画監督として頑張ってるおじさんの私生活が意外とこんなママみたいなパートナーと暮らしてるって面白かった。
あと、最近体調悪くて肉食べるのやめてるってホンサンスもなのかな？最近目に見えて痩せているよね。
キムミニ出てなくてつらい💦って思ってたけど意外と面白くて全然OK!!!でももちろんキムミニ出てる新作も早く見たい！！！
高雄の映画館にて。ここはでっかいシネコンなんだけど映画祭の会場になってファスビンダーやったり、今回もホンサンス上映してくれてありがたい映画館である。割り振られたのはさすがに40席ぐらいの小さいシアターだったけどスクリーンは単館サイズから見れば大きいくらい。しかも、案の定貸切でウケた笑 高雄で平日の真っ昼間にホンサンス観に来る台湾人いるのかしら…どんな方かしら？と楽しみにしていたんだけど確認できなくてちょっとざんねん笑 台北だったらそれなりに人来るんだと思うけど。人生初貸切映画館！こっそり席移動して一番前の足置きがある席で見た。上映中スタッフか誰かが一回だけドア開けたけどそれ以外は自分だけの時間で贅沢でした。
