アイアンマン

チョコレートな人々のアイアンマンのレビュー・感想・評価

チョコレートな人々(2022年製作の映画)
5.0
【排除しない社会】

フォロワーさんオススメの
ドキュメンタリー映画 🎥

仕事柄、特にわが地元・東海テレビ製作&同県民の発信映画のなので非常に興味をそそられ、大寒波がやってくると騒がれる中、上映終了間際だったので有給を取って観てきました。

この時期開催される世界的ショコラの祭典「アムール・デュ・ショコラ」に5年連続出店したブランドチョコ🍫年商15億円を上げ従業員570名の内、6割が障がいを抱えた人たちが作る「久遠チョコレート」の裏舞台にスポットを当てたドキュメンタリー。


障がいがあっても稼げる職場を作りたい

代表者の夏目氏が目指すもの...それは
《 障がい者雇用と適正な賃金 》目標は
最低賃金を上回る賃金を障がい者に 💪

夏目氏が障がい者雇用をしようと決意させた原点は小学校の頃、ダウン症の同級生をいじめていたことの後悔と懺悔の気持ち😩


「チョコレートは失敗しても温めれば、作り直すことができる。障がい者の方たちに最適な仕事です🍫」

「人もチョコレートと同じく凸凹は排除するのではなく、“パズルのように組み合わせることでひとつの絵を描けばいい」「もがく事が大事」


深みある素晴らしい〜言葉だった😌
この職場には差別も何もない...障がい者支援という言葉すらあてはまらない。ただ働くことを喜びとし、その仲間が集っている温かみのある場所。

だが、綺麗事だけではすまされない。夏目氏にも幾多のトラブルや壁があり、歩んできた道を疑ってしまったり、ついイライラして感情的になってしまう一場面も。でもそこはまた人間味が伝わってきてとても良かった。

一番ホロリとさせられたのがパン屋さんの開業当時の従業員、美香ちゃんとの17年振りの再開😢...歩む道は別れても心が通じ合っていた一瞬にもらい泣きしてしまった😭

“人もチョコレートのように凸凹...

    だから何度でもやりなおせる”

久遠チョコレートを作る人たちは決してマイノリティーな人々ではない、ただ純粋に就労に対する熱量が熱い多種多様な人々たちの集まり🍫🍫🍫

「グレイテスト・ショーマン」の
        あの曲...《 This is Me 》

   正に歌の世界観が存在した環境 ♫


チョコレートな人々...それは『共生社会』を単なる言葉遊びなのではなく一般企業に努め、ごくごく自然にふれあう人々が集う温かみのある〈会社員たち〉でした😌


❇ 余談 ❇ 
 帰り道は極寒の猛吹雪 😖🌪🌨☃
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