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猿の惑星/キングダムのnonsmellのレビュー・感想・評価

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)
3.6
リブート3部作から繋がるお話という事で、バッチリ予習してきましたよ!
この3部作、続けて観たら思いの外良かったんで、逆に今作への期待値を上げすぎて失敗だったかもしれません😅
シーザーのお葬式のシーンから始まり約300年後、彼の思想を守り後世に伝えようとする者、彼の名を利用して社会をまとめようとする者、
それらと隔絶して独自の社会を築く者、そこに人間が絡んでお話は進んでいきます。
猿も鳥も自然も違和感など一切無いし、全てが植物に侵蝕された都会の風景、空港に草に覆われたジェット機が並んでいる様子などは素直に感動した。
旧作へのオマージュも多く、川岸に並ぶX磔や砂浜を馬で歩くシーン(これはリブートでもやってたね)、喋る人形、そして猿による人間狩りのシーンはそこだけ観たら68年の1作目かと勘違いするくらいソックリでした。
幼少期からTV放映される度に毎回観て刷り込まれてる私には嬉しい時間でしたよ。
ただ今一つ乗れなかったのは、今までの作品は猿対人間の構図をメインにしてきたのに対して、今作の人間は話を進ませるための駒でしかなく猿対猿がメインになってるからではなかろうか。
できれば次回は猿対人間に戻してもらって、ついでにミュータントやコバルト爆弾なども出してもらえれば大喜びなんですけど。
わざわざ最後にディーチェン・ラックマン(ジュラシック・ワールドの恐竜使いのお姉さんね)出してきたのは次やるからだよね!

メイシーさん、私の中では胡散臭い俳優さんの筆頭株なんで、出てきた瞬間に"うわっ!"って言っちゃいましたw

それにしても約300年、どうやって生き延びてきたのかね?
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