ウィッシュのsugaretのネタバレレビュー・内容・結末

18歳になったら願いを王様に渡し、王様が「願い」を守る世界の話。

「願い」を守っているとかそれを解放してあげるとかの概念が瞬間にわかるようなシンプルなものではなかった。もっとわかりやすい話でよかったのではと言う気がする。かつ、自分の視聴者としての印象としては心情の持って行き方としては裏切りがなさすぎて面白みに欠けるように感じた。王様はほぼ最初から最後まで悪役で、悪役なりの美学というか正義みたいなものをもう少し描いても良いのではと思った。
ファンタジーの方向があんまりワクワクしなかった。星がまわりを巻き込んでハチャメチャにしていくシーンは楽しくて好きだったが、もっと楽しいシーンを増やしてよいのでは。
100周年記念作品だからなのか？背景が絵本のような2Dのタッチで描かれていて、キャラクターは3Dであった。挑戦的な試みと思うが、違和感が強かった。モアナでものすごい緻密な自然を描いていたのに感動した一方、こんなものかという印象になってしまった。