みんなの願いが叶う国で暮らすアーシャが国と王様の秘密を知ってしまい、みんなの願いを取り戻すために仲間とともに立ち向かうディズニー100周年記念作品。
ディズニー作品はどれも一度は観ているけど、映画館で観るのは初めて！
100周年という節目の作品で映画館デビューできて記念になりました。
公開から1ヶ月経ってるけど、私が行った映画館は満員でびっくり。
お子さん連れが多かったけど、後半の王様のヴィランっぷりに子供たちから「こわい」っていう声がチラホラ聞こえてきたのが印象的だった（笑）
歌がすごく良かった！アーシャ役の生田さんの歌声が力強くて素敵だったし、「ウィッシュ〜この願い〜」以外の曲も全部好きだった。
「誰もがスター！」は調べたらめちゃくちゃ豪華なメンバー勢揃いでびっくり。さすが100周年だなぁ。
背景は昔のディズニー作品のような水彩アニメーション、人物は3Dというミックスされた作画で最初ちょっと違和感あったかも。
過去作品のオマージュがあったり、いろんな肌の色のキャラクターや障害のあるキャラクターがいたり、作品全体を通していろんな意味でディズニーの今と昔を詰め込んだ作品なんだなぁと感じた。
確かに叶わない願いや希望を持ち続けることで苦しくなったりすることもあるし、願い事って必ずしも良い願いばかりでもないと思うから、それを預かることで平和が保ててみんな幸せだったならそれは一つのやり方なのかなって気もする。
でもやっぱり願いを叶えるのは自分自身であるべきだし、苦労もあるだろうけど叶うよう努力することが1番大事だと思うから、それに改めて気付かせてくれる作品だったと思う。
ストーリーはあんまり捻りもなく分かりやすかったけど、とにかく登場人物の描写が少なすぎて前半の展開についていけなかった。
アーシャがどういう子なのか、なんで王様の弟子になろうと思ったのかも分からず…。王様も過去エピがサラッとしすぎて、どうして願いを集めるようになったのかとか根本的な部分が見えないまま、狂ったヴィランになってしまってちょっと残念だった。
そしてこれは完全に個人の問題だけど、国王の第一声から最後まで「福山雅治」すぎて、ずっとお顔がチラついて、この配役は正解なんだろうか？って気になって仕方なかった。私だけかな？
動物たちやスターが可愛くて歌も良くて、節目に相応しい豪華な作品だったと思います。
