原作未読
世の中に溢れてる「良い」と言われるもの、受容すべきものを取り上げて、皮肉のように扱うのが朝井リョウらしいなと思った。また、最後に登場人物全員に関係が生まれるのも。
全員の演技が良かった。はみ出して、理解されない苦しさのようなものを画面からひしひしと感じて辛かった。登場人物のコミュニティとしては理解者同士繋がれて、ハッピーエンドだったかもしれないけれど、自分に当てはめてしまうと本当にしんどい…。
自分の思いをぶつけるところは、自分そんなふうに誰かに言いたいなと思ったり。
最後の「いなくならないから」は本当に救いだと思った。多くの人に理解されなくても、誰か1人でも居てくれるだけで安心出来る。原作も読みたい。
