関東大震災の時、
「朝鮮人が井戸に毒を入れている」
「朝鮮人が略奪・暴行を行っている」
というデマが流れ、その結果、多くの無実の朝鮮人が殺された。
ここまではよく聞く話。これだけでも溜め息が出るほどの胸糞だが…
この映画では、これに伴うさらなる胸糞を描く。
朝鮮人だと思うから殺す
本当は日本人なのに
朝鮮人「だから殺す」、ってのも論外だが、「だと思うから殺す」なんてね。
これが日本人の歴史の史実です。
日本は素晴らしい国、韓国はクソ。そんなこと言ってるアレなネトウヨたちにこそ見てほしい一作。文句あるなら、見てから言え。
「こんなの捏造だ」とか言って逃げるのではなく、こうした過去も踏まえ、これからの未来を良くしていく必要があると思うよ、僕は。
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映画の構成としては…
130分の映画の中で、地震が起きたのが60分以上経った時。
そこまでは登場人物達のキャラ紹介が続く。
とりあえず元教師の嫁はアバズレです。
ここで丁寧に人物の背景を描いていたからこそ、後半の展開に説得力がつく。
マスコミが権力に縛られる国に未来は無いよ…
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今のネトウヨ達を見てると、当時と今で日本人は精神的に大して成長してない。
そう言われても言い返せないよね。
でも、この映画は評価する声が多い。
だとしたら、まだ希望はあるよね。