今日はクリスマスだし、格闘アクションが「ジョン・ウイック」や「Mr.ノーバディ」のチームと聞いていたので期待しての鑑賞でした。ブリストルのパブでサンタが飲んだくれているイントロは意外性があって秀逸でしたが、舞台をアメリカに移して本編が始まったら一気にトーンダウン。
確かにアクションは結構過激ですが、基本は「ホームアローン」みたいなコメディでファミリー・子供向けの内容でした。勝手にもっと大人向けの過激でブラックでシニカルな内容を期待していたので、完全に肩透かしを食らいました。出てくる悪党一味がマンガ的だったり、子どもがサンタさんと仲良しになったり、、、と全体のトーンはファミリー向けである一方、バイオレンス描写は首が取れたり肉片が飛んだり、、、で一体誰をターゲットにしているのか、よくわかりませんでした。なんか両者の喰い合わせもあまりよくないし。。
ということで、当方の期待値が高かった分「期待外れ」な本作でしたが、大好きなジョン・レグイザモが出てきたのはうれしいサプライズだったので星は★+0.5で。(ちなみに本編の舞台であるコネチカット州グリニッジという町はアメリカで金融系の金持ちが多いので有名だそうです。導入部がイギリスだったので、途中までイギリスのグリニッジなんだと思い込んでました。)
