あーたむ

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCEのあーたむのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画館までの道のりで前作(サイコパス3)をちょうど見終わり、タイムロスなしの状態でスーッと映画に入れた。我ながらナイスな段取り!!!お陰で「うわ、これ誰だっけ」現象回避できました笑笑

内容としてはサイコパス3の前に一体何があったのか、常守朱は何をしたのか、3期の主人公たちはどんな意図で監視官となったのか、というのがまるっと解決できる映画でした。
時系列的には、この映画を見てから3期を見ても話は通じると思うけど、あまりに終わり方が悲しいので、3期見てからの方が救いがあるかも、と思った笑
法の必要性を主張する常守監視官が最後、自らをもってそれを世の中に主張したのは本当に勇気があるなと、やっぱり常守朱がPSYCHO-PASSという作品の主人公なのだなと思った。シビュラシステムと良好な関係を持ちつつも、そのシステムに懐疑的な姿勢を忘れず、自分の意志を持つ姿は単純にかっこいいなと感じた。
牢に入れられるまで強がっていた常守監視官が、扉が閉じた瞬間泣き出すシーンは、実に心が締め付けられた。人間らしさを感じられたいいシーンでもありましたがね、、
対照的に狡噛さんが出てくからさあ、3期見ててよかったーって、朱ちゃんでれるから待ってて…って気持ちになれたのが救いでした笑
そして最後に流れるエンディングがEGOISTで「当事者」って、、粋ですねー、と思いました。
総じていい映画でした。
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