前作「X」の老婆パールが、シリアルキラーとしての変貌の物語かと思ったら、スタートから......!?! 物語の筋であるパールのスクリーンの中のスターになりたいという夢があるのだが、家族に縛られ、友達や周囲とのズレから来る閉塞的空気。 見る前からジョーカーぽいのかと思ってたけれど、初っ端から飛ばしてた。 ジョーカーよりも無慈悲で、ついつい感情移入するみたいのは、自分には無くある意味、重くない女版Jokerだった🪓
序盤のシーンは完全に50年代のアメリカ映画じゃんって思った。何かアクションやセリフがあるたびにメローな音楽がかぶさってきたりで、既視感が半端じゃなかった。
調べたら前作もそうだけど、「悪魔のいきにえ」にオマージュ捧げていて、終盤の食卓🍴のアレはまさに!
ショックシーンはあるもののそこまでの印象で、それよりも、「パールさんちゃっとあなたそれは」みたいなのがあって、振り回されてる感じ。
とにかく最高だったけど、もう一つ二つ欲しかった。最後反転でxでのマキシーン一団みたいのがパールに迎えられて........みたいのがあったら、よりパールのヒールとしての完成形を成してのあの顔芸であれば、言う事なかったです。
でも可愛らしくて鮮やかな凶暴性ブチ切れシリアルキラーを、映画館🎞️で観れていい体験になりました👍🏻 前作と重ねて超おすすめ🎁