montano

PS-1 黄金の河のmontanoのレビュー・感想・評価

PS-1 黄金の河(2022年製作の映画)
3.8
タミルの歴史モノ超大作。

鑑賞前に公式サイトを見てたら、これは絶対頭がパニックになるヤツだ!と思ったので念入りに下調べをして、登場人物の名前を何度も声に出して言ってみたり、紙に書き出して簡単な相関図にしてみたりした。

予想通り、
・登場人物が多い
・名前が覚えにくい
・見た目が似ていて見分けがつきにくい
・人物の関係性が分かりにくい
の四重苦だったけど、予習してた甲斐があって、なんとか付いていけた。

王座をめぐる歴史大作という事で、他の方もレビューに書いてるように、どうしても『バーフバリ』と比較してしまう。
ケレン味には欠けるけど、デーヴァンやナンビのキャラが面白いし、豪華なダンスは娯楽性が高い。
また莫大な制作費をかけているだけあって、当然ではあるが壮大なスケールで見応えがある。

下調べをしてた時、登場人物が笑ってしまうくらい長い名前で書いてあるものもあってビビってたけど、映画では短くなっていたのでホッとした。
※アーディタ・カリカーラン(別名ポンニイン・セルヴァン)→アーディタ
※アルンモリ・ヴァルマン(のちのラージャラージャ1世)→アルンモリ
※ヴァッラヴァライヤン・ヴァンディヤデーヴァン→デーヴァン
※ペリヤ・パルヴェータライヤル→パルヴェート侯
など

それでもやたら“ヴァ”だの“ヴェ”が多いし覚えにくいので2の時は、「あーちゃん」とか「あるんるん」とか「ちゃんでー」とか「ぱるぽよ」などと自分なりに愛称をつけて観ようかなぁと思った。
montano

montano