「誰かがいる…そっちはダメだ」
大雨の中、女性:テスは車から降りました。鍵を探しましたがありません。彼女は貸し家を使う初日でした。オーナーに連絡しても留守電でつかまりません。
しょうがなく車に入ると貸し家の電気が付きました。中には男性:キースがいたのです。ダブルブッキングになってしまったと知った2人はしょうがなく泊まることになります。
キースは話してみると親切です。打ち解けていく2人。
次の日、テスはドキュメンタリー映画の面接に行きます。面接で貸し家の住所を言うとそこに宿泊することを止めた方がいいと止められました。
ある日、地下に部屋を見つけました。まるで誰かが閉じ込められていたかのような部屋です。
ダブルブッキングで見知らぬルームメイトと過ごすことになる…最近、自分にも起こりそうな題材ですね。
全く知らない土地、人たちの不気味さ、次の展開の読めなさがこの映画を面白くしています。
これを見ながら、私は行かないとか、私はこんな行動をしない…と思いましたが、現実にあったら、主人公と同じように行動して主人公と同じような目にあってしまいそうです。
身体破壊シーンはけっこう迫力があるのに、ガラッと明るい音楽に映像なのが面白く観られます。
地下室の見方も人によって感じ方はさまざま。そんな個性的な脚本も面白いです。
ラストも秀逸。
「おい、お前の赤ちゃんだ」