2023年8月28日@京都シネマ
第75回カンヌ国際映画祭監督週間。16mmフィルムで、14歳の少年と16歳の少女を描いた切ない青春映画。作品の前半から、光と闇、湖、不穏が音楽など、キラキラ青春映画…
このレビューはネタバレを含みます
ホラー映画よりこわい、みたいなTwitterの煽り文句をみて楽しみにしていた
こわいはこわいが
思ってたのとちょっとちがった
自殺行為のような暗闇のスイミング
クロエには忘れられない夏になってしま…
誰かが湖に入るシーンが出るたびに溺れるんじゃないかとハラハラして見てました。
ティーンの見栄やウソ、モジモジ、性の目覚め、甘酸っぱい恋の話だったかと、やや退屈気味に見ていたら、最後にドーンときました…
キービジュアルからは予想がつかない結末にびっくり。フィルムのざらつきがノスタルジックで青春映画っぽい雰囲気で始まるものの、青少年期特有の浅はかさ、不安定さがフォーカスされるから純粋なハッピーエンドで…
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ボーイミーツガール作品だと思い見始めると、不穏な空気に支配されていく。十代の頃の3歳差は、越えられない壁ぐらい大人に見える。つい見栄を張って、人を傷つける最低な嘘をついてしまうぐらい。バスティアンに…
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