9秒で全て終わらせる。
シチリアでの事件で負傷したマッコールは、アマルフィ海岸の小さな田舎町にたどり着く。
心優しい人々のお陰で奇跡的に回復し、マッコールはこの地で平穏に暮らしていくことを決める。
しかし穏やかに見えるこの街にも、マフィアによる魔の手が忍び寄っていた。
シリーズ初のR15指定。最後は最高に最速、そしてバイオレンスに終わらせる“仕事請負人“ロバート・マッコールの活躍を描いたクライムアクション。
19秒からさらに9秒へ。ちなみにこの設定は冒頭しか出てこないが、無表情で殺しまくるマッコールにスカッとするどころか恐怖を感じるほど。
マフィアによる圧力を待ち構える前に自らブッ潰しにいく狂気。もはやホラー。
「マイ・ボディーガード」以来19年ぶりの共演となるダコタ・ファニング。YouTubeの特別映像でも確認できるが、仲の良さが演技の中にも表れている。
派手さはないものの、これまで以上に血生臭い作品になっていることは間違いない。