「羅小黒戦記」や「白蛇 縁起」「ライオン少年」「ナタ転生」と近年の中国アニメのクオリティを考えるとは見逃せないと鑑賞。
オモロイ。
地下世界では兵馬俑に命が宿り独自の世界が広がっていると言う設定を聞いて「おーい!はに丸」みたいな感じかと思ったら全然違いました。
自国で素晴らしいアニメを作るために世界のアニメをまず模倣して学ぼうと言う強い思いを感じました。
キャラクター配置はディズニー的で「ヒックとドラゴン」を思わせるところやラストバトルは日本アニメっぽいなどと模倣の継ぎはぎとも取れますが中国アニメがここまで来ているのかという脅威も感じます。
近年の作品の面白さよりも社会問題の提起の方に汲々としているディズニーでは見られなくなったどストレートな冒険活劇でありラブロマンスです。
コレだけどストレートな作品は逆に今珍しいです。
全ての元凶である巨悪を倒してハッピーエンドという展開をディズニーが避け始めているので今作のラストバトルは懐かしくもあり燃えましたね。
やっぱり最後は主人公が覚醒して金色のオーラを放たなければダメでしょう。
あからさまに続編への引きで終わりましたが続編があったら見てみようかなと思うほどには面白かったです。