『緑の部屋』のレビューで簡単に抜粋した
Iホールでの過去上映作品の中で、
ベルイマン監督の作品は8作品上映されています。
このうち、
『魔術師』
『夜の儀式』
『冬の光』
の3作品はIホール以外の劇場での鑑賞でした。
なので、この作品はいつものシリーズから除外しました。
最も好きな監督なので日本で鑑賞可能であった作品はおそらく全て鑑賞していると思います。
その中で、この作品は巨匠や名優にありがちな
テレビ用作品を劇場版へ…の作品の一つです。
内容は、これっ…テレビで大丈夫なの?
といった映画にすべき内容なのですが、
映像が完全にテレビモードになっています。
ストーリーに関しては、変化していく登場人物4人の心の機微が見事に綴られていてぐいぐい引き込まれます。
ただ総合芸術として映画を捉えるなら、
所々にベルイマンを感じるにしても
やはり、ファンとしては物足りないのが正直な気持ちです。
先日、GFシリーズ鑑賞と同様に恒例となっている
松田優作さんの出演作品を再鑑賞していた時の
ワンシーンに本作品のクライマックスシーンを
パロディー化したようなシーンがあったので記しておきます。
ドラマ版 探偵物語 20話 逃亡者
工藤ちゃんが松本刑事に取り調べされるシーン。
といってもソフトを所有しているか、録画したものが手元にないと
確認できませんよね(-_-;)
このドラマのお気に入りシーン
マイベスト10にランキングしているシーンなのですが…
今に始まったことではありませんが、
今日も作品レビューから遠くに逸れてしまった(笑)