このレビューはネタバレを含みます
ピエトロという男がどういう人間なのか、よくわからないまま終わりを迎えた
父親の人生を全否定するほどの確執がどこにあったのだろう
そこに躓いてしまったせいで後の展開もあまり心に響かず、美しい山々ばかりが印象に残る結果となってしまった
変わらない自分と変わっていく世界
変わっていく自分と変わらない世界
どちらが良いとか悪いとか、そんなことは誰にもわからない
そして、本当に必要だと思うものだけを抱きしめていられたら幸せなのか
それもまたわからないとしか言えないのだった
原作を読むべきか?