ドクバリ

ゴールデンカムイのドクバリのレビュー・感想・評価

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)
4.5
スゲー面白かったです。

お家じゃなくて映画館だから面白さが2割増しくらいになってるかもしれないですが、マンガ原作の映画というくくりで考えても超上質な映画でした。

冒頭の日露戦争のシーンは軽く"キングダム"
っぽくて不安になりましたが、そっから先はかなり原作に忠実且つ、「ここはやってくれんとね」ってとこをしっかり押さえて、上手いこと2時間くらいの尺に収めてました。

ただ、物語の進行具合は序盤も序盤って感じだったので、あと何個か続編がありそうな感じでしたね。

原作でも魅力的な食のシーンもかなりがっつりやっていて、チタタプあり、オソマの絡みもあり&実写なこともあり、より一層飯テロでした。

あと、マンガ原作の実写化で1番心配なキャスト、、素晴らしかったです。
まだ主要キャラしか出てこなかったけれど、かなり原作のイメージと近いと思います。
"アイヌモシリ"に出ていた秋辺デボって方も出てたし(アイヌ文化監修らしい)、山田杏奈はアシリパ感出てたし、大谷亮平の谷垣ニシパは若干イケメンすぎるなぁってのはありましたが、これはダメってのが無かったです。
特に白石、鶴見中尉、二階堂あたりの再現度がエグかったです。

熊なんかは見ていてビクってなるくらいに怖くて迫力ありました。
レタラの白石頭噛みもあったし、油塗れの白石が鉄格子をヌッタァっていくところが1番面白かったです。ストゥの件も捨てがたいですが、、。

全体的に制作陣の作品に対する愛をグイグイ感じる良い映画でした。
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