YURINA

ゴールデンカムイのYURINAのレビュー・感想・評価

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)
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実写の良し悪し分からないくらいゴールデンカムイが大好きの感情に襲われたので、たぶんめちゃめちゃ良かったんだと思います。戦闘シーン、いくつかラージャマウリ監督作画で観たい(予算感含め)と思ってしまったところはあるけれど。

実写初めて見たのに、全部見たことある……と思ったので再現度が本当に高かったんだと思う。

アシリパ役の山田杏奈ちゃんの耳が赤くなっているのを見て、漫画でもアニメでもあまり描写されたことがない気がしたけれど、あれだけ雪降っていて寒かったら当たり前だよな、と思った。生身の人間の反応って本物で、ここは実写する価値ではあると思った。

個人的に杉元の魅力は、戦いにおける残忍さと可愛いもの好きで優しい面のギャップだと思っているので、戦いで血走った目を見て杉元ってこんなに迫力があったのか、と解像度が上がる一方で、秘めたる乙女の部分は漫画・アニメ杉元に比べるとクールな印象だった。

射撃あった瞬間に、尾形だ、と思ってしまい、尾形百之助厄介オタクの自我が復活した。杉元が「撃たれた瞬間、あいつ(尾形)を感じた」って言っているのを聞いて、いやいや〜!そんなわけ〜!と思っていたけれど、実写の射撃見た瞬間、私も尾形を感じたので本当だったのかもしれない。尾形百之助厄介オタクついでにいうと、尾形がカッコよければよいほど解釈違い起こしそうだったので実写のビジュがカッコよすぎて心配だったけれど、あまり出番が多くなくて安心した。本当に厄介。
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