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パラレル 多次元世界のhaseshoのネタバレレビュー・内容・結末

パラレル 多次元世界(2018年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

■字幕
■一言:PW(パラレルワールド)をほどほどに使った、中小規模作。
■メインワールドの登場人物とPWの人物とで、画面の歪みを変えて区別、表現している点がオシャレ!

ラストのシーンは「PWを行き来する鏡の存在を、どうして自分たちだけが知っていると思ったのでしょう」って感じでしょうか(笑)
振り返ってみると冒頭のシーンがすでに、ストーリーの核となる仕掛けを表していました。ほとんど同じに見えても、思えても、微妙に文化や芸術、技術、アイデアが異なるって設定も、意外と深い意味を持っている気がしてイイ!きっと冒頭の、パートナーを取り戻した(気になっている)ご婦人は、始めは満足していても、段々と本物との違いを感じていって、最後には…って想像が膨らみます。
時間の速度が異なるって設定は、最初のアプリ開発と、最後の怪我を治して戻ってきちゃうって所の2箇所だけで利用されたでしょうか?もしかしたら、人格とか倫理観がおかしくなる、壊れていくって部分にも影響してるのかも。
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