負け犬チョンミ

ヨーロッパ新世紀の負け犬チョンミのレビュー・感想・評価

ヨーロッパ新世紀(2022年製作の映画)
4.0
イタリア語に近いルーマニア語族と、文法的には日本語に近いハンガリー語族が小さな村に混在するなんて住むの大変そうだな。
しかも、主人公のマティアスは第1言語はドイツ語やから、ルーマニア語自体も込み入った話になると解っていない様子。

世界的な立ち位置は、西側ヨーロッパから見ると、日本はルーマニアの寒村と近い部分があるように感じられるので、フランスのNGOの青年が村人達に徹底的に叩かれているのを見て、少し気分が良かった。

美しくて、複数言語が出来て、楽器も出来るシーラさんは、何故、粗野でマチズモなマティアスと不倫していたのでしょうか?
同世代の男の人が本当に村にいないんだな、、、、、

結末がよく解らなかったけど、なかなか興味深い映画でした。