エンドーハイロウ

マルセル 靴をはいた小さな貝のエンドーハイロウのレビュー・感想・評価

4.0
全体を通して漂う寂しさと可愛さが絶妙に混ざり合って、不思議な空気感でした。

初めはマルセルがなんなのか、コミュニティとは?映像を撮っている人は?と、いろんな疑問を抱えたまま話は進んでいくのですが、ゆっくりとその辺りが明らかになっていくのも心地よかったです。

哲学的な問いの様にも思えるし、詩の様なセリフがあったりもしますが、割と肩の力を抜いて観れました。

柔らかくて優しくて少し切なさの残るとても良い映画でした。
吹き替えのマルセルの話し方がとっても可愛かったです。