パイナップルツアーズ。初めて見ました。
架空の島のリゾート開発と不発弾を巡るお話。
3人の監督で送る3つの物語です。
1話目の「麗子おばさん」
真喜屋監督
めちゃくちゃイイ。
印象的なシーンがつながっていく快感。
ボロボロの軽トラに乗せられたパイナップルのハリボテ
声が出ない設定の兼島麗子さんはバグダッドカフェのジャスミンのよう
トラクターの長寿祝いのカジマヤー。
北村三郎さんのサンラーが戦争の話をするシーン
あとでアマプラと見てみると暗くて全然見えない
リマスターでは格段に絵が綺麗になっています。
すごく重要なシーンになってますね
そこから林助さん将棋のシーン。つなぎ方素晴らしすぎる、、
仲本興次さんとのやりとりが最高
新良幸人は聞こえないメロディーの伴奏をしている
なんとマジカルでミュージシャン冥利に尽きる設定
なんでこれを今まで見ていなかったのか後悔。
ウンタマギルー、ナビィの恋、ホテルハイビスカス、
と共に大事な沖縄映画の一本となりました。
あとの2つはどうだったのかというと、
中江監督の「春子とヒデヨシ」
昔の夜這いを自慢するところはほぼ犯罪だし、、
あのシーンがやたら長くて
お茶の間では見れない作品となっています。
3つ目の當間監督の「爆弾小僧」は信ちゃんのオラオラが不快なのと、台風トラブルで満足に撮れなかったということらしいです。