主人公夫婦と、妻の前の旦那が、ある事故がきっかけで出会い、自らをかえりみるような話だった。
夫婦と旦那の両親の、ぎくしゃくした空気、前の旦那(ろう者)が突然現れた事により、使命感が芽生えた妻。
後半…
「よこがお」「淵に立つ」の深田監督の新作にしてヴェネチア映画祭コンペ部門参加作品ということで期待して初日に映画館へ。
人間の性(さが)を抉るように描く個性派の監督なので期待半分、不安半分。
過去作も…
序盤で起きるある悲劇があまりに不条理で痛々しく(浴室を映したフィックスショットのなんという禍々しさ)、その不在の重さに前半は心がずっと締め付けられるのだが、次第にあらわになる善行の裏にかいま見える自…
>>続きを読むこの内容が自分自身にめちゃくちゃ刺さったわけでもないし、何かを得られたかと言われると違う気もする
でも本作は非常に素晴らしかった
ずっとパズルのピースが合わない感覚に似ているだろうか
セリフや…
団地が主役。日常にポッカリ開いた穴に嵌る悲劇を描き続ける深田さん、今作もとある事件が起きるのだが、拍子抜けするくらい皆淡々としており、大丈夫?と思ってしまった。意外な人物が登場し物語が動き出すが、監…
>>続きを読む【第79回ヴェネツィア映画祭 コンペティション部門出品】
『淵に立つ』深田晃司監督新作。矢野顕子さんの同名曲にインスピレーションを得た作品。
今からどんなに酷評しても、「深田晃司にしては」という文…
本気のしるしとドライブ・マイ・カーとシークレット・サンシャインと母なる証明と…
なんじゃこりゃ?どこ行くの?
めちゃめちゃおもしろい…
想定も共感も突き放し平熱のまま狂っていく。それを”映画らしく”…
登場人物が誰も好きになれない最高の映画です!!
誰かを見守り、見守られるその姿がlove lifeだと解釈しました深田監督。映画終盤に雨に打たれなが、自暴自棄に躍る木村文乃の側には誰もいないのであっ…
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