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Neptune Frost(原題)
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『Neptune Frost(原題)』に投稿された感想・評価

CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

3.5
【ルワンダのメタバース進化論】
日本ではメタバース、Web3.0、NFTが話題になるこの頃。ふと、アフリカの方がこの手のものに力を出しているという話を耳にした。仮想通貨に関しては、通貨への信頼が低い国の方が力を入れているみたいなことは想像できるが、果たして本当なのかなと思っていた。そんな中、ルワンダ映画『Neptune Frost』を観たのだが、メタバースのある世界に対する洞察力の深さに驚かされました。

レアメタルのもとであるコルタンが採れる鉱山で兄が殺された。搾取から逃げるように弟Matalusa(Kaya Free)は、鉱山を去る。一方その頃、性的暴行から逃げている女ネプチューンがいた。二人は、ハッカーが集まる謎の空間に迷い込む。ここでは、キーボードのや基板を纏う者がインターネットを介して新たなコミュニティを作っていた。

高揚感ある踊り、仮想空間にアクセスすれば膨大な情報の渦が流れている。そこにはデータという鉱石がある。現実世界では先進国から搾取されている。しかし、仮想世界に転生することで新しい金脈を見つけることができる。インターネットで繋がった者同士でチームを組めば、新たな勢力として搾取の構図を変えられるのかもしれない。ハッカーの集落で、彼ら/彼女らが纏う独特の衣装。それは一見するとガラクタの寄せ集めかもしれないが、どこか新しいファッションを匂わせる。インターネットの世界に入ることで、これらのガラクタはより輝くものとなる。仮想世界の中で、価値を生み出し生活を豊かにできるのでは?また部族同士いがみあっていたものが、仮想世界の中では対話が取れコミュニティを形成できるのでは?これこそがアフリカ社会におけるメタバースだと言わんばかりの作風に衝撃を受けた。

日本では某コンサルタント会社がメタバースに着手しようとして、つまらなそうな世界観を作っていたが、メタバースに本気で夢を観ている国からはこのような景色が見えているんだと思いました。かなり感覚的な映画かつ、最先端をいく作品なため言語化が難しいところあるのですが、数年先に分かる世界が広がっていたと言えよう。
サンダンス映画祭にて。

エズラ・ミラーとソウル・ウィリアムズの製作会社MartyrLoserKin Productionsが手掛ける映画。

想像していたのとは全く違う、ミュージカル x 社会派SFのミックスのようだった。

南アフリカのとある国、The Authorityという組織を通して国民を管理統制しようとし、鉱山での労働者は日々事故と隣り合わせの環境で働く。

そこに反乱組織のハッカーたちが現れ、国民の自由と権利のために立ち上がる、まさにマーティン・ルーサー・キングの再現のようだった。

採掘された鉱山資源は電子機器の部品に姿を変えていく。そう考えると鉱山とハッカーという一見関係なさそうな存在が近くにあって違和感はなかった。

世界のテクノロジーの下には搾取された人間の姿がありそこから恩恵をもたらしているにもかかわらず、その彼らは監視の元に自由は制限され、使い捨てのように扱われて…。

この流れから予想するエンディングとは違った。唖然。これはまだまだ終わった話じゃないな。


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saya

sayaの感想・評価

2.0
ずっと哲学的な詩を読んでるみたいな気分で頭がおかしくなりそうだった...。
テクノロジーが人間にもたらした変化とNeptuneの性別の変化を掛け合わせて表現しているのかなと思ったけど難しい、、、
ルワンダ語?スワヒリ語?のラップなかなか良かった。