M

オリエント急行殺人事件のMのレビュー・感想・評価

オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)
3.7
どうだっていいことなんて、なにひとつない

エルキュール・ポアロの調査
するどい眼差しのなか
丁寧に進んでゆくストーリー

さあ、いよいよ…
ひとりづつ登場し、オリエント急行に集まってくる、そのタイトルのミステリーの魅力とこれから旅が始まるというその様子に一気に緊張感が高まって、、、

オリエント急行の、列車のクラシカルな華やかさと美しさからも目が離せないし、

まいったなぁ、もう…
ほんと全てが素晴らしくて…

アンドレニイ伯爵夫人のジャクリーン・ビセットも美しく、輝いてみえました。

2017年のケネス・ブラナー監督作品はエンターテイメントとして楽しみましたし、1974年版のこちらは、私の心の変化で、より深く身にしみました…

旅の魅力は新しい人との出会いと開放感と知らなかった世界での体験と…
その、、、旅の終わりのせつなさも魅力のひとつです…
M