奇怪な怪死事件を追う一日狼の傭兵。ある特殊能力を用いて麻薬カルテルと巨悪な企業の犯罪に挑む。ブラジル製のアクション映画。
アクション映画に定評があり時折名作も輩出するだけに期待していましたが、アウトローが颯爽と事件を解決するような面白そうなあらすじも全くの期待外れに終わりました…。
主演の俳優が監督も兼ねており自分がカッコ良く映りたいだけのプローモーション映像になっていてよくある自己満足の失敗映画の典型…。
葉巻にサングラス手袋、ドヤ顔に決め顔とカッコつけがイチイチ腹が立ちます(笑)
「24」のような分割映像でスタイリッシュさを出そうとしているが、ダサさを強調してしまい逆効果。
主人公がある能力を持っているのはいいが、それの説明が無いままなので唐突過ぎて面食らう…。
これ見よがしに登場するカスタムカーで激しいカーチェスがあるだろうと期待させてのただのドライブみたいなの何なの…。
またこのカスタムカーがプラスチック感、CG感がスゴくて何か違和感があります。
銃の発砲も着弾もCG丸出しでゲンナリ…。胡散臭い日系人など全てが空回り…。良い所を探すのが大変な作品ですが、ヒロインがまあまあ愛嬌があるのが救いか…。
話も演出もことごとくつまらなくダサく面白くありません。観るのはホントに薦め出来ないと思う作品でした