リアルなんだけど、なんかもうちょっとテーマを絞って欲しかった。
監督は何がしたかったんだろう？
何を考えさせたいと思ってるのかあんまりよくわからない。
倍賞さんが自分にその意思がないのに、社会がプラン75に追いやった、ってのだけはわかったかな。
結構議論の余地があり、哲学的な問いかけが必要な問題だと思うのだけど、他の人に場面が変わり深掘りされないまま、話が進むので消化不良起こす。
孤独死した老人、
隣で亡くなった老人、
家族と暮らす老人、
これからこの問題に家族として当事者として労働者として向き合う若い人、
社会が善としたことはなんだったのか、
それは良いと思ったのかよくないと思ったのか、
と、どの切り口を取っても重いテーマになると思うので、どれかに絞ってもっと監督の言いたいことを描いて欲しかったな。
