Fan’s Voice独占最速オンライン試写会で拝見しました。
フランソワ・オゾン監督最新作!
主演ドゥニ・メノーシェ!
となればもう期待しかなかった。
ドゥニ・メノーシェ、『悪なき殺人』のあの役が強烈な印象でしたよね。
で、冒頭出て来たらもう全く違う。
一瞬でゲイと分かる演技。
立ち振る舞い、雰囲気、顔つき全く違うんですわ。
演じるのは映画監督のピーター。
出会った若き美青年、アミール(ハリル・ガルビア)に一目で恋に堕ちてしまう。
このアミールが色気ダダ漏れ。淫靡。妖艶。卑猥。猥雑。ちょっとどの語句が適切なのか迷うんですけど、なんか溢れ出ちゃってますのよ。
家に住まわせてようはヒモ?
しかし、若い美青年、チャラ男なんですねぇ〜www(もっと言い方あるだろ😆)
リメイク前は主人公は女性らしいので、それを男性にしたということですが、
ストーリー的には王道の恋愛物。
でもそれが分かっていても面白い。
ドゥニ・メノーシェは良い感じだし、美青年の怪しくて妖艶な感じがまた良い。
そして他のキャストも最高に良いんですよね。
かなり癖強めな役者陣。
これ、最初から最後までこの映画監督の家で起こるんですよ。
それなのに、飽きずに面白い。
家の中も独特な色と雰囲気の漂うセット、窓からの景色も良いし、いやいや文句付け所がない。
さすがフランソワ・オゾン👏👏
しっかし、オゾン監督は前作とはまた違うテーマで来るので良いですねぇ。
今作も期待通り面白かったです。
元になった映画『ペトラフォンカントの苦い涙』も観てみたくなりました。