このレビューはネタバレを含みます
映画の構成上というのもあるのかもしれないが、主人公他登場人物の行動には個人的には理解できる面がある一方、共感はできなかった。
個を犠牲にして何かを成し遂げようとすることとそれを仲間に強要ではないに…
国家権力に抗い信念貫いた人の話
民主主義レベルをあげないと、この国はすぐにあの時代に逆戻りしそう
「命どぅ宝」
信念のために命を賭すのではなく、理想の社会をつくるために、ひとりひとりが自分の頭で…
興味深い題材だったけど、脚本も俳優さんの演技もイマイチだったなぁ。
作品の半分は獄中の伊藤千代子だけど、庭に埋めた館で連絡を取ったり、仲間の転向にも屈せず志を貫いたことは分かるけど、内容が薄いような…
❶相性:上。
➋時代と舞台:主人公・伊藤千代子(1905-1929)の小学時代から、1929年、特高警察監視の病院で24歳の命を閉じるまでの生涯が描かれる。
❸考察
①100年前、軍国主義の日…
治安維持法により弾圧を受けて24歳で獄中死した社会運動家伊藤千代子を描いた作品。
存じ上げない人ですが、知ることができてよかったです。
個人的にはもう少し日本史の授業で学んだ歴史と関連づけをして…
映画としては正直長尺の再現ドラマっぽいんだけど、表現している、訴えている内容が素晴らしいと思う。
戦前の治安維持法による弾圧を受け、二十四歳で獄中死された伊藤千代子さん。この映画で初めて知りました。…
川平慈英ではないが、絶対に負けられない戦いがある。負けてもどうということのない川平慈英の戦いと違って、国家主義権力との戦いは、負けたら平和を失い、自由を失い、最後は命を失う。
古今東西、女性は常…
題材が題材だけに、大衆受けして、ヒット作となるのは難しいだろうなぁ。当時の新聞や写真なども散りばめて、戦争に向かう時代の、国を挙げての狂気のようなものを、説明していたけど、掴みきるのは難しかった。若…
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