Shoko

漆黒天 終の語りのShokoのレビュー・感想・評価

漆黒天 終の語り(2022年製作の映画)
3.4
162本目。おうち映画117本目。
漆黒天-終の語り- 観ました。
今月のU-NEXTのポイント消化、おねえちゃんが特に観たいものないからどうぞ〜っていうからちょっと高いの観ちゃおっていって1599円も使った。こないだカモンカモンも観たから2ヶ月分ぐらいポイント使っちゃったけど、みんなおねえちゃんに内緒にしてね(おねえちゃん、フォロワーにいます)
U-NEXTで1599円も使うなんて正気の沙汰じゃないのはわかってるんだけど、こないだ舞台観たから観るしかないじゃん。直前までアウトロダブル(1400円)と迷ってキャスト的にはアウトロダブルのが見たかったんだけど根が真面目なので舞台のこと忘れないうちに観ておこうと思ってこっちにした。

『記憶を失くし、ぼろをまとった男が江戸に現れた。男は成り行きから喜多というこそ泥女を助ける。喜多はお礼にと、その男に「名無し」の名を与え、仲間とその素性の手掛かりを探し始める。「名無し」は、どうやら謎の剣客たちに命を狙われていた』っていうフワッとざくっとしたあらすじがU-NEXTのところに書いてある。
ていうか映画と舞台で一応つながってて、公開順は映画→舞台なんだけど、ストーリーは舞台が前日譚って言ってたから舞台→映画で、でもこれは完全に映画先に観ないとだめなやつだったっぽい。舞台で得た情報に引っ張られすぎた。

結局のところ映画もまた旭太郎と陽之介はどっちがどっちかわからんくなって終わった。私が部屋の片付けしながら観てたからかも……と思ってネタバレしてる人探しに行ったけどブログで2部構成で語った割に結局わかってなかったから私がわかんなくて当然だった。
ていうか映画と繋がってそうで繋がってなくない?繋がってるけど舞台で死んだ人たちはなぜ映画に?あれ?死んでない?死んだ?何??幻覚?夢?

でもまあまあ、末満さんって感じの話だった。
旭太郎は陽之介になりたくて何もかもを真似して、でも成り代わるんじゃなくて陽之介のふりして奥さんと子供を殺して(奥さんは旦那の陽之介に殺されたと思いながら死んでいった)なんかなんだったか忘れたけど(今観終わったばっかりなのに)町の人に囲まれて、今まで親切にしてくれた人たちもみーんな旭太郎(仮)のこと憎んでたっていうのとか、そのどっちがどっちかわかんないのとか。
末満さんの舞台でイコールっていうやつがあるんだけどあれも最後どっちがニコラでどっちがテオかわからんってなって終わったこと思い出した。
大体しんどい話。本当、しんどい。刀ステ早く全てに蹴りをつけてなにもかも大丈夫にして。

今回はヒロインの小宮有紗さんが顔がめーっちゃかわいかったな〜と思ってたのと、映画開始早々梅津瑞樹さんが自然光の下であの美しい顔面が血糊まみれになってて最高すぎたので1599円意味ある〜って思いました。
そうなのよね、映画だと舞台と違って血がビャって出る。
あと橋本祥平さんも舞台に続き出てて(続きっていうかこっちが先だけど)かわいかったなぁ、最近1回見るごとに1好きになる(私からよく出るワード)けど来週のくちまるのゲストらしくてそれも楽しみ。
そうだ、唐橋充さん、舞台の時気にしてなかったけどかっこよかった。
そしてこないだの舞台からここまで完全に主演の荒木さんの話してないよね、こないだなんかしたか?忘れたけど……この映画の他の人の感想をフィルマークスでチラ見してたら安定のマシンボーイさんの感想があったから読んで「私もです、私も顔が苦手です」って思いました。でも悪役やってるときの荒木さん好き。
あのドラマ、なんだっけ、クレイジーレインだ。あれのときとか好きだった。
そんなこんなで映画のが画面が明るくて見やすかった。なにその感想。
90分ない短い映画の割には濃い。
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