ヘイヘイ

TAR/ターのヘイヘイのレビュー・感想・評価

TAR/ター(2022年製作の映画)
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TARみました。(試写会にて)
公開は5/12なので、点数•ネタバレなしで雰囲気だけでも。

158分。
仕事終わりの19時開演だったので、正直なとこ最初の1時間は意識飛びそうな場面もありましたが、自分はそっから前のめりで観てました。何も情報なしで観に行ったので、いい意味で”これおもてたんと違う”状態でした✨

映画好きな方なら観た後に、「あれって何だったの!?」って周りとお話したくなる映画であることは間違いないかと。実際、映画祭でもそうだったらしいですし。

そして本作はもうケイト•ブランシェット様々です。同じ人なのに最初と最後で全然違う人に見えてしまう。ミシェル•ヨーがアカデミー賞獲って嬉しかったけど、こっちも相当にキてます。


以下、これから観る人は観た後にどうぞ🙌






















すでに観てる方が言っておられる様に、映画界もそうですが権威社会をクラシックの世界に置きかえて、キャンセルカルチャーについて描いている。というのは、わかります。

ただ、それ以外の部分で製作陣が意図している”引っかかる演出”がとっても多い印象でした。手がかりはたくさん提示されていて、そこから読み取る作品でした。

たとえば自分は、”トンネルの中を通る車”のシーンの撮り方と何度も挿入されるとこが気になりました。他にもそういう意味あり気なシーンがあって、観た人によって気になったとこは違うだろうなぁと。

あと、あえてわかりやすく説明しないシーンが多く、人物同士の関係性やターの過去、心情を読み取らせようとしてきます。そこらへんはとっても観ていておもしろかった。
(リディアが兄?にはリンダと呼ばれていたりetc)

リディアが”アジア”に行った後、いいマッサージ屋あるか?って聞いて風俗店案内されたの爆笑したのですが、笑ってたの自分だけでした。たしかにあっち(シンガポールとかマレーシア)では、”スペシャルマッサージ”なるものがあって、そっち系なんですよね。(行ったことないけど、知ってます)

びっくりするのが、星ついてるような高級ホテルにもそういうサービス部門が組み込まれていて、”スペシャルマッサージ”っていうと、スペシャルなマッサージが受けられます。闇を感じます。(行ったことないけど、知ってます)


と、色々関係ないこと書きましたが、観た後にお話ししたくなる映画なので、ぜひあーだこーだ語りたいです✨
ヘイヘイ

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