たき

恋は光のたきのレビュー・感想・評価

恋は光(2022年製作の映画)
4.5
なぁちゃん目当て…でなくてもこのテのおはなしは三度の飯より大好物なので一も二もなく飛びつきました。最近一日二食だけど。←ごはんはちゃんと食え。

これは、ものすごくイイモノだ。

なぁちゃんが。
少女マンガ的にぽっと出のヒロインに主人公かっさわれがちな恋愛対象からあうとおぶガンチューなのわかっちゃいるのに気づいたら片想いな小学校からの幼なじみ役ですよ?! もうこれだけでどんぶりメシ3杯はイケます。←でも一日二食なんやろ。

幸福を感じる情動には、それはもう、いろいろな名前が付けられたりしてますよね。
それは恋を筆頭に、母性本能であったり、家族愛であったり友愛であったり憧れであったり。
けど本来もしかしてそれは、誰にも区別できんもんじゃないかと実は悶々と考えてたりもしまして。

そういう意味でこのおはなしは、とても、とてもドストライクでイイモノなのでした。

大オチもよいですね。光ってやつは、あまりに近くて大きくて強いと、知覚できないものですし。

西条に北代に東雲に。あれ、南がいないなとおもたら、宿木さんのファーストネームですかなるほど。

なぁちゃんがとにかくよい表情をします。
もうだめだ、とか、やっぱりね、という絶望とも諦めともつかない機微の感情がもうね、おいちゃんのね、胸にね。
まあ、なぁちゃんの演技力というよりかは脚本と演出の力なんだろうけれども。←なんで素直に推せないのか。

出てくるとこ出てくるとこぜんぶ好きなロケーションなんですけども。いったいどこで撮ってるんだろう。
たき

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