RYUYA

屋根裏のラジャーのRYUYAのレビュー・感想・評価

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)
3.5
イントロなしでいきなり歌い出し、Aメロ〜Bメロ〜1サビ後に2番いかずCメロなしのラスサビみたいな、分かんないけど何かが欠けているような展開で、不思議だった。映像の質感も不思議。CGと手描きのMIXなのかな、スラダンみたいな。近年の質感というか。いいシーンで普通に泣きそうにはなったけど、なんか不思議、な、劇場体験。山田孝之・仲里依紗さんの“本職みたいな”声優っぷり素晴らしかった。だからか、そことチューニングが合わなかった役者さんがいて、明らかに浮いていた気が。フィクションの中にひとりだけ生身の人間がいた。クソ最高な芝居しかしてこなかったあの人が「映画」ってものにフィットしていないver.初めて遭遇したので、新鮮だったけども...。予告編にもある、モモンガ少女が飛ぶドローンみたいな夜の空撮カットがめっちゃ素晴らしかった。あとエンディングの曲のディズニー感。そう、ジブリのディズニー割り、ちょっとパプリカ添えて...って映画です。
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