健一

グレイマンの健一のレビュー・感想・評価

グレイマン(2022年製作の映画)
4.0
Netflix作品。限定劇場公開に。
フォロワーさん達がこぞって観ているのでちょっと焦って観てきました。😅

「ウィンター・ソルジャー」
「シビル・ウォー」
「インフィニティ・ウォー」
「エンドゲーム」と
マーベル内で爆発的ヒット作を連発してきたルッソ兄弟監督もとうとうNetflixに。
この兄弟だけはストリーミングの波に飲まれないだろうと思っていたのに・・・😢
豪華キャスト共演のアクション大作。
Netflix史上最高額の2億ドルの製作費を注ぎ込んだ文字通り『超大作』!
(この製作費は「タイタニック」とほぼ同じ額。)
このレベルの作品もストリーミングになってしまうのだから映画館を愛する人間としてはなんとも悲しい時代になってしまった。
出演者たちも監督、スタッフ達も本作のような映画を『映画館の大スクリーンで楽しんでもらいたい。』とは思わないのかなぁ?😞

まず第一に。
ライアン・ゴズリングファンの方は絶対に見逃してはいけない作品。
「ドライヴ」や「ラ・ラ・ランド」に匹敵する彼の代表作になるのでは?
本作のような静かで影のある 時折 優しい笑顔を見せる孤独な人物を演じさせたらピカイチ。
アクションシーンもなかなか見せてくれて是非ともマット・デイモン演じるジェイソン・ボーンと対決してほしい。
クリス・エヴァンスも今までのイメージをかなぐり捨て心機一転。
冷酷な悪役を 嫌味たっぷりと怪演していて演技派転向に成功している。
この二人の激突が最大の見どころ。
世界各地で壮絶なアクションを繰り広げられていて高額な製作費も伊達じゃない。
脇を固めるキャストも『今が旬』の絶好調アナ・デ・アルマス、自身映画館で姿を見るのは約8年ぶりとなるビリー・ボブ・ソーントンとアルフレ・ウッダード。
彼等の好演も作品に華を添えていてこの超大作にパワーを与えている。

スピーディーな展開、ド派手なアクション。
最大の魅力はロケーションの多さ。
この巨額の製作費ってもしかして各地を回る移動費と旅費が大半を占めているのではないの?😅

これは映画館で観て良かった。
出来ればもっとキャパもスクリーンも大きめなシアターで上映してほしかったかな。



2022年 7月25日 16:30〜
シネ・リーブル池袋screen 1
💺180 席
客入り 30人くらい。

Netflix作品専門映画館になりつつあるシネリーブル池袋。
「キング」「ドント・ルック・アップ」「パワー・オブ・ザ・ドッグ」もこの劇場で鑑賞。
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