しろみさかな

サンクチュアリ -聖域-のしろみさかなのネタバレレビュー・内容・結末

サンクチュアリ -聖域-(2023年製作のドラマ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

みんな口を揃えてサンクチュアリ、サンクチュアリって言うのでね…。やっと見ましたよ。いやぁ、面白かったし、3回くらい泣きました(笑)なんか久々に邦画で泣きました、多分わたしの涙腺がババアなだけなんですけど。
涙腺ポイントはやっぱ親子かなぁ。父と息子、母と息子。彼らに共通しているのは、貧乏というところと、死かなぁ。父親の植物状態、母親と弟の無理心中…。もう号泣ポイントでしたね。苦しいよぉ…。やっぱり喪失感って人を駆り立てるのかなと思います。ハングリー精神というのかな。だから2人の力士は強い、とても強い。力だけでなく、心も。
しかしながら、岸谷吾郎の謎の宗教パートだったり(多分貴乃花のオマージュなのかなぁと思います)、小雪の匂わせシーンだったり、ラストシーンの物足りなさ…。それがちょっと悔しいですねぇ。気になりすぎ。前半は物語がかなり繊細にしっかり描かれていたので、なんだか最後の最後に急足で終わってしまったのが、ほんと物足りな!っていうマインドにさせられました。2期のことを考えてなのか…。でも俳優さんたちの体作りのことを考えると、なかなか2期3期とやっていくのは難しそうなところですね。それくらい俳優さんたちが、普通の俳優さんでも立派な力士に思えるくらいムキムキでっかい体になっておりました。すごい。
相撲とか微塵も興味がなくて、白鵬やらのブームにも全く乗らなかった自分が、かなり相撲に興味を持てたので、それはとても成功だと思いました。若い人こそとっつきやすくて見やすいストーリーですね。是非。
余談、染谷翔太もめちゃくちゃ太っててうわぁ!流石やん!って思いました。目をしゅぱしゅぱさせた瞬きも演技だよなぁ、だったらほんとすごいわぁ。
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