APO

レッドアイズ 監視捜査班のAPOのレビュー・感想・評価

レッドアイズ 監視捜査班(2021年製作のドラマ)
3.3
現実世界でもKSBCみたいな監視システムありそう。


2021/3/20
容疑者が発砲して抵抗してきているのに、何故其れ相応の対処をしないのか不思議でならない演出。

第9話での、周りには人影も全然ない駐車場にて、せめてもの威嚇発砲はしてもなんらおかしくない状況下。備えている拳銃、手に持っている拳銃は何の為のものなのか。挙句の果てには味方が撃たれて負傷するし、逃げられるし。
其れなのに、伏見は婚約者を殺されたであろうと分かった犯人小牧に銃口を向け、撃ち殺すかどうかの葛藤をする。
小牧は腹部を撃たれ倒れる。これが伏見によるものなのか定かではないが、伏見は逃走する。

これまでの事も踏まえ積もりに積もったものもあってか、第9話でかなり萎えた。ここからどうなる!?っていう好奇心が最高到達点に達しなければいけない筈なのだが。ぬる過ぎるが故に起こってしまう事が多くないか。スッキリはしない。
まあでも最終話はしっかり見届ける予定ではある。


2021/3/26
最終話

怪物と闘う時は、自らが怪物と化さぬよう心せよ
深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いている。
ニーチェ

大切な人の為に踏みとどまらなければいけない、どんなに世の中理不尽で辛いことがあろうとも。

結局小牧を撃ったのは伏見ではなく、敵であり小牧も伏見をかばっての一連の行動だった。
黒幕のカウンセラー鳥羽が最後、政治家の息子と刑事部長を昔年の恨みから銃殺するのははっきり言って良かった。悪なのは間違いないのだが、演出的にスカッと殺した為こっちもスッキリする。
伏見が鳥羽を殺しかけたが、自分の中の怪物を押さえ付け、容疑者殺人は回避する。

島原刑事の妹のバッグに鳥羽医院のマークが描かれたキーホルダーが付けられていて、その妹の顔も悪に染まっているというか、洗脳されているというか不気味な顔立ちが映し出され終わる。
なんだこの終わり方は。
APO

APO