最終シーズンでそれまでよりも大幅に分数が増しているにも関わらず面白さも比例。
人間性でのみチームをまとめてきたテッド・ラッソの蒔いた種がようやく実になる時を描くのでずっと堪能。
前半はスーパースターかつ超変わり者のザヴァの加入による快進撃が続くのだが、ザヴァがアボカド農家に転身することで残されたチームメイトが自立の道へ。
これまでの主要キャラはもちろん、はじめは嫌な奴に思えたチームに同行するライターのトレント、自身のセクシャリティに思い悩むコリン、コリンへの変わらぬ友情を示す主将のアイザックらも実に魅力的。
裏切ったネイトとテッドとの雪解け、ロイとジェイミーのまさかの二人三脚、白熱の優勝争いなど全てのエピソードが傑作だが、6話と8話は特に神回。
誰しもが観るべきだと思える超一級のコメディドラマ。