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ウチの娘は、彼氏が出来ない!!のAPOのレビュー・感想・評価

3.5
作家って連載とか持ってると相当大変そうなイメージで、その描写を菅野美穂演じる水無瀬碧が表現していた。この人が変わり者で二次元オタクの娘の空(浜辺美波)との掛け合いが面白かった。

視聴者にダイレクトに話しかけてくる演出なども好印象。作品のテーマが明るめだったのもあるが。

タイトルは何故これだったんだろうか。間違ってはないけど。



(以下ネタバレ含む)

『しゃべくり007』に番宣で出演された菅野美穂が、誰と恋が発展するのか見ものです的な事を仰っていて共演している有田哲平演じる出版社の編集者小西ともあるかもみたいな匂わせをされていたが、小西は全然そんな対象になっておらず匂わせすらなかった。確かに色々な方と恋が生まれそうな内容ではあったが。因みにこの番組の企画で本作の演者枠をかけたオーディションがあり、小西の部下に見事選ばれた芸人さん(名前忘れた)は2,3回しか登場しなかったんじゃないかな。出れるだけ凄いけど。


空は碧から生まれてきた子ではないと発覚する事件。
空の父親は昔碧が1週間で恋に落ちた役者で、腹を痛めて産んだ母は死んでしまっていた。父親は姿を消し、母は1人で空を産み、碧が空を育て上げた。
父親が自由を求めて都会から離れ田舎でのんびり暮らしていたが、育てる覚悟と責任を背負えないなら子供作るなよと素直に思った。
育ててくれた母ちゃん(碧)に対してちゃんと感謝出来る空は良い子に育った。

強いて言うなら、空と入野光(岡田健史)の恋をもっと見たかった。
それと幼馴染のゴンちゃん(沢村一樹)と碧の恋も。

おだや行きたい。
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