APO

教場ⅡのAPOのレビュー・感想・評価

教場Ⅱ(2021年製作のドラマ)
4.0
「人は誰でも過ちを犯す。その過去から逃げるのか、背負って生きていくのかで人生は変わる。」

風間公親(木村拓哉)が作り出す緊張感のベールに終始包まれている本作。そんな中でも緊張とそして緩和もあり、1ep二時間越えでもすぐに終わった印象。教場を観てから警察官に対する敬意が大きくなった気がしてる。
佐藤直紀の音楽OSTも素晴らしいので注目どころ。


(以下ネタバレ含む)

張り詰めた空気が漂う校内で異質の存在、吉村(戸塚純貴)が良いキャラ。まさに緩和の部分で、いつもの戸塚って感じだった。又、終盤の明石家さんまも驚き。

元々刑事で現場にいた田澤副教官(松本まりか)は生徒に恋堕ちるという醜態振りが丁度良かったかも。教える立場にありながら何かやらかしそうな雰囲気が漂っていたので。結局田澤副教官を現場に戻す風間には脱帽。

多くを語らず、己に考えさせ、己の成長に繋げさせる風間はかっこいい。鬼みたいで一見周りから嫌われ兼ねないが、最終的に好かれ尊敬される存在になるあんな人中々いない。

佐藤直紀の"Beginning" 良い曲。

続きないと困るような終わり方だったので、次作にも期待。
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