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知ってるワイフのAPOのレビュー・感想・評価

知ってるワイフ(2021年製作のドラマ)
3.7
タイムリープものの恋愛フィクション。

途中、進んで観ようという気持ちが薄れてしまった時があったが最後まで観て良かった。

元春(大倉忠義)が良い意味で世の中に共感出来る人、出来てしまう人が大多数いるんではないだろうかと思えた。
人間だからしょうもない些細な事でも変化を見出せない日常の中では頭にきてしまう場面がある。自分自身のその時の気分などにも少なからず左右されるが、対人でもそうでなくても、イラっとした時に如何に対応するか。如何に考え行動するのか、そういう積み重ねで将来的に変わってくるものがある。
本当にその通りで本当に当たり前の事なんだが、どんなに些細で当たり前の事に対しても場面場面で "ありがとう" "ごめん" を素直にしっかりと言えるか言えないかは人間関係を良好に保つに当たって非常に重要度の高い項目なのは間違いない。
特に "ありがとう" なんて言って損する場面なんて容易には見当たらないし、謂わばコスパが良過ぎる魔法の言葉。厳密にはコストなんて掛からないが。
素直に感謝を述べ、素直に謝罪を述べる。
当たり前の事をこれからも念頭に生きていけたらと思う。

最後マルっと収まっていたように思うし、そもそも本作に対してハードル下がり気味であった故かもしれないが、韓国版も観てみたいという気持ちになった。

広瀬アリスの演じる建石澪は観ていて気持ちいいものが終始あった気がする。広瀬アリスだからかもしれないが。
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