ポムポム

リプリーのポムポムのネタバレレビュー・内容・結末

リプリー(2024年製作のドラマ)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

これは面白かった!!
マット・デイモンのリプリーは遥か昔(1990年代)に見た記憶はあるけど内容は覚えてなくて
プリテンダー系の話しよな、と思ってたら
そんな感じでした。
(映画とドラマで内容がどう違うのかは覚えていない)

まずモノクロで舞台がイタリア
って言うのがほんとに良い。
雰囲気抜群でした。
血のシーンもモノクロが故のおどろおどろしさも
感じられた。

アンドリュースコット演じるリプリー
の目や表情最高でした。
パッと見何考えてるか分からない感じも
口を開けばそつない感じも
ふとした抜け目ない感じも
ミスった時も機転がきいたり
(運も良かった)
ピンチの時も冷静装ってかわしたり
見る度にハラハラしてしまい
いつの間にかリプリー側に立ってしまう私。
トランク見つかりませんように(笑)
マージが神出鬼没な所あって最後はヒヤヒヤしました。

フレディはな〜んか嫌な雰囲気醸し出してて
トムをはなから疑ってましたね。
フレディのシーンはほんとにハラハラしました。
あの旧式の(めんどくさい)エレベーターも
雰囲気抜群でよくあんな死体運べたな〜と
。そこはバラバラにしないと〜
でもあの時代の捜査だから逃れられたのでしょうね。多分血液とかDNAは残りまくりだろうから(笑)

トムがディッキーになり
ディッキーとして接するのが
銀行、ホテル、警部とあのローマの大家さん。
途中マージが来た所はトムとして。
最後はトムに戻って全員、ディッキーの父親とも。
上手いことやりよんな〜見てるだけで混乱しそうになりました。
いや最後マージにうっかりトム とこぼしてしまったけどね(笑)
このバレるかバレないか いつバレるのか
でハラハラするのがこのドラマの面白いとこですね
最後のヲチには笑ったけどちょっとマヌケなんだな笑

トムがディッキーの父親に
僕は何一つ奪っていません
ってシャアシャアと言ってのけるけど
いやいや全て何もかも奪った人生ですよね
贅沢したかったのかしらそこまでして。金。

シチリア(パレルモ)やベニスの街並み、そして
美術品、絵画 (最後マルコビッチ登場 何)
素晴らしかった。
石畳みの街素敵 いちいち
床も革靴で歩く音が響いて良かった。

ホテルマンとかはもうイタリアーン
て感じの顔ばっかで
みんなジローラモみたいだったわ。
ポムポム

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