花とみつばち

水の中の八月の花とみつばちのレビュー・感想・評価

水の中の八月(1998年製作のドラマ)
4.0
タイトル通り「 水 」がたくさん登場する。海、プール、大きな水溜まり。
マンションの屋上の貯水槽で暮らす主人公の水橋研二。進路を決めなければならない夏休み。やりたいこと、夢中になるものがない普通の高校生。
全編水のシーンが多く退廃的。
登場人物すべて頭のネジが緩んでる感じがする。父親は誰かの子を妊娠しているブラジル人女性と結婚しようとしているし、姉は男性と毎回何してるかわからない。転校生の女の子が一番不思議、妊娠したいから相手を探している。
主人公水橋研二はひたすら自転車をこぐ。どこでもどんな所でも自転車。
大人になる手前の普通の高校生を等身大で演じている。きっと blu-ray なんかで発売されると映像だけで美しい。
出演者が豪華で、若松孝二や芹明香、髙橋明( 日活で活躍した人か画質で分からなかった)が出演している。芹明香はバーのママかな?違うかも…
林隆三や寺田農まで出演している。
ドラマだけど映画のクオリティ。
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