一気観。
最初から最後まで、休憩を入れる事すらしたくない程、のめり込んだ。
マニュアルへの絶対の信頼と、思い込みの怖さ。
無知の怖さ。
何よりも、超高濃度の放射能の怖さ。
人体の治癒能力を完全に破壊し尽くしてしまう、放射能被害の経過が本当に怖かった。戦争映画の苦しさくらい辛かった。
原発を扱うからには、その恩恵を受けるからには、覚えておかないといけない厳しい作品。
間接的になるけど、ニコラが考案した地球伝導体システム。電力に関わる人の職を奪うからとか言われてたみたいだけど、本当はどうなんだろ?更に、全く危険の無いものだったのかな。
私は、ニコラの地球伝導の完成がどんなものか、ぜひ知りたかったなぁ。
温暖化、ソーラーパネル急速設置、地球人口の増加。よく分からないけど、宇宙開発して、もし人が住める星があったとして、同じ事をするんじゃないの?地球の二の舞いじゃないの?
と、思った。
地球の人全員が宇宙に移住できるわけじゃないとして、地球にいる人は[地球を人が住めない星にしたヤツ等]、宇宙に移住した人は[選ばれた人間]という差別も生まれるのかな。
ニコラの地球伝導体、それが絶対に、少なくとも原発より安全で、原発よりもクリーンなら、そういう世界がどんなものだったのか。
そうなるとやっぱり、ソーラーパネルという考え自体、生まれなかったのかな?電気料金とか、どんなだったのかな。
記録。