圧巻。
チェルノブイリ原子力発電所で起きた原発事故の当時の出来事を私でも理解できるくらいわかりやすくまとめられている。
全5話と少ない話数ながらも構成がすばらしく、各話濃密な内容で自然と呼吸が浅くなるほど緊迫した状態が途切れることなく続くため、1話で映画3本分見たような体力を消耗してしまっていた。
本当に、本当に目を背けたくなる場面もあるが引き込まれるようにあっという間に完走していた。
特にラストの第5話裁判のシーンは必見。
ボリスとレガソフのベンチでの会話が唯一陽だまりの暖かさがあってとても心に残っている。